レシピは動画を見て参考にする時代に
今回は2017年4月にレシピ動画アプリの「デリッシュキッチン」と「クラシル」がCMを放映開始して、いま注目のレシピ動画アプリについてご紹介します。
レシピアプリといえばクックパッドの一強でしたが、最近ではSNS上でもデリッシュキッチンやクラシルなどのレシピ動画を見かける機会が増えてきました。
そこで今回は、人気のレシピ動画を中心にいくつかピックアップして比較しながらご紹介します。
料理できない人におすすめ『デリッシュキッチン』
- ナレーション付きで料理を解説してくれる
- インパクトのある縦長動画
- 毎日おすすめレシピ動画がアップされるので献立に迷わない
デリッシュキッチンのコンセプトは「だれでもおいしく簡単に作れる」で、株式会社エブリーが運営しています。
アプリのリリースは2016年の12月4日でほかのアプリと比べると最もアプリのリリースが後発です。最近ではレシピ動画のなかでも、この『デリッシュキッチン』が快進撃を続けている印象を受けます。さまざまなメディアで取り上げられている記事を見かけます。
デリッシュキッチンの最大の特徴は ナレーション付きで料理を解説してくれる 点です。これは他アプリにはない特徴で、ぼくのような料理が苦手な人でもわかりやすく、料理のイメージがしやすいです。
視覚と聴覚から情報を取り入れられるので理解しやすいのかもしれません。
なので、 料理できない人 に一番おすすめしたいアプリです。
そのほかの特徴としては、動画の 表示画面が”縦長” の点でしょうか。画面いっぱいに表示されるので、インパクトのある料理動画をみることができます。
縦長動画といえば、女性向け動画メディアの『C CHANNEL』も縦長ですね。 スマホは普段から縦にもつので、動画もそのように表示しているみたいですね。
それと、デリッシュキッチンは日にちごとに、おすすめレシピ動画がアップされます。
毎日の献立に悩みがちな人は、それに従って料理を作ってみるのもいいかもしれません。
↓インストールはこちら↓
少し変わった料理をしたい人におすすめ『クラシル』
クラシルのコンセプトは「世界で1番、料理がわかりやすい」で、“70億人に1日3回の幸せを届ける“をミッションとしているdely株式会社が運営しています。
アプリのリリースは2015年11月30日で他アプリと比べてダントツに早いです。
個人的な印象としては、アップされているレシピ動画は他のアプリと比べ、少し変わった料理が多いのかなと思いました。
健康を意識した料理も多く、健康に気を使っているユーザー層や家族の食管理をしている主婦の方々におすすめしたいアプリになっています。
そのため、料理ができない人が料理入門として使うよりかは、料理に慣れてきてから使うのがいいのかなと思います。
ただ、どの動画も30秒程度で完結するので、料理自体は非常に簡単に作れるものばかりです。
レシピにおおよその料理時間も記載されているので、そのときの忙しさなどで、料理の献立を決められるのはうれしいです。
料理の動画は正方形で表示されます。”視聴時の快適さ“と”並べた時に一覧性”を重視して正方形を採用しているようです。
デザインも比較的シンプルで、情報量も決して多くないので非常に使いやすいといえます。
ほとんどのサービスを無料で利用可能なクラシルですが、他アプリと異なり、有料会員サービス(月額480円)があります。
有料会員としてのメリットは、” 会員限定の絶品・簡単レシピが見放題“と” 人気のレシピがすぐわかるランキング検索”の2点があるようですが、無料で使える他アプリと比べてしまうとメリットをあまり感じられないかもしれません。
ただ、初月は無料なのでお試しに利用してみる価値はあると思います。
▽ クラシルについて書いた記事はこちら
料理レシピ動画アプリの『クラシル』もCM開始したぞ! - Favapp
クラシルの人気レシピをSNS別にご紹介! - Favapp
レシピ動画も見れるライフスタイルアプリ『C CHANNEL』
おすすめポイント
- 見やすい縦長で画面いっぱいのレシピ動画
- スイーツ系のレシピが豊富!
- 1分以内で早送りだからサクッと見れちゃう!
C CHANNELは料理だけではなく、ネイルやメイク、ファッションなどのライフスタイル情報を動画で見れる女性向け動画アプリです。
C CHANNELもデリッシュキッチンやクラシルと同じく分散型メディアで、今年1月には動画の月間再生数が6億回を突破しています。
料理に特化したメディアではありませんが、LINEなどでもC CHANNELのレシピ動画が流れたりとC CHANNELのなかでもレシピ動画は人気コンテンツになっています!
WEB版はこちら。
C CHANNELではとくにスイーツ系のレシピ動画が豊富です。ゼリーやケーキ、パンケーキなどいま流行りのものから定番のものまで色々ありますよ。
ちなみに料理・グルメ専門のTwitterアカウントもあるんです!
実際にC CHANNELで人気のレシピ動画をいくつかご紹介します。
【とろーりチョコがフォトジェニック♡】ベリーシフォンケーキ
— C CHANNEL 女子のための1分動画 (@CChannel_tv) 2017年6月2日
☆幸せスイーツはシーチャンネルのアプリで配信中♡https://t.co/qxFzAzC7kS
♡グルメ・料理を集めた @CChannel_food もみてね♡ pic.twitter.com/rEv8tiN5DS
料理カテゴリでも人気のこのシフォンケーキ。スイーツ好きにはたまらないですね。
しかもビジュアルがおしゃれなのでインスタ映えしそうな一品です。
#レンチン だけで濃厚プリン🍮#cchannel #Twitter家庭フード部 #スイーツテロ #フード #フード動画 #3時のおやつ #日本自炊協会 #フード好きな人と繋がりたい #美味しそうだと思ったらRT #お腹ペコリン部https://t.co/rTfsXn7QbT pic.twitter.com/pl9TBJft6G
— C CHANNEL FOOD (@CChannel_food) 2017年5月14日
こちらはみんな大好きなプリンです。
火を使わずレンチンだけで出来るので、とても簡単です。 冷蔵庫に作り置きして好きなときに食べたいですね。
余談ですが動画にでてくるお皿がIKEAでした(笑)
ちなみにC CHANNELの場合はC CHANNEL公式の動画だけではなく、「キリン一番搾り」や「爽健美茶」などの企業アカウントがオリジナルのレシピ動画をアップしているので是非チェックしてみてくださいー!
↓インストールはこちら↓
シンプルで使いやすいレシピ動画『mogoo』
mogooのコンセプトは「かんたん・おいしい・たのしい」で、株式会社スタートアウツが運営しています。リリースは2016年10月31日でこの中のアプリで2番目のリリースになります。
mogooの最大の特徴は使いやすさとシンプルさで、それがコンセプトの「かんたん・おいしい・たのしい」に表れているなと強く感じました。クックパッドのような近い感覚で使える、レシピ動画だと思います。
一覧表示では、料理時間が記載されているので、一目で簡単な料理を選択して動画を見ることが出来ます。
また、一覧表示からお気に入りに追加することが可能なので、スキマ時間に気になった料理を登録しておいて、後からゆっくり閲覧するといった使い方ができます。
無駄な情報も全くなく、材料と料理の手順のテキスト表記も、文字が大きくダントツで見やすいです。
会員登録機能などもなく、非常にシンプルなレシピ動画といえます。
そのため、本当に最低限の情報だけでシンプルなものが使いたい人におすすめしたいアプリになっています。
アメリカ発レシピ動画の『tastemade (テイストメイド)』
おすすめポイント
- スタイリッシュなデザイン
- アメリカ発ならではの洋食レシピ
- 見やすい縦長の動画
tastemadeはアメリカ発の料理動画メディアです。
本社はアメリカのロサンゼルスにあります。日本版tastemadeを運営しているのは、Tastemade Japan 株式会社で2016年の8月に設立されました。
tastemadeの料理動画を見たことある方は意外と多いのではないでしょうか?
tastemedeもデリッシュキッチンと同様に分散型メディアと呼ばれ、フェイスブックやインスタグラムを中心に人気を集めています。僕もtastemadeを初めてみたのはインスタグラムでした。(なんならアプリがあるの最近知りました)
ちなみに女性向けライフスタイル動画アプリの『C CHANNEL』とも提携してたみたいです。
アプリのトップ画面は本日のオススメ料理が登場してきます。ちなみにtastemadeのBGMはカントリー調な音楽で可愛いです。
レシピも一覧から探すことができます。カラフルでおしゃれなレシピが多い印象を受けました。どこかアメリカを感じさせますね。
料理動画は縦長の動画になっているのでとても見やすいです。また、15秒単位で”早送り”と”巻き戻し”ができるので便利です。
tastemadeは洋食メインで料理を参考にしたい方にオススメしたいレシピ動画アプリになっています!
最後に
いかがでしたでしょうか。
これらのレシピ動画アプリの懸念点は、見るタイミングによっては飯テロになり得ることでしょうか。どの動画の料理も本当に食欲をそそるものばかりなので、そこは気を付けたいですね。
料理のレシピという同じカテゴリーながら、それぞれ特徴があるので自分にあったレシピ動画アプリを見つけてみてください。
また、動画メディアは今後も成長していく分野だと思うので、それぞれの今後の動向にも要注目です。